梨の受粉について、最も驚いた点が受粉する花粉は同じ品種のものではいけないということです。具体的には、豊水のめしべには幸水の花粉を受粉させるという形になります。人間と同じように遠い血筋のほうがよりよい子孫を残すことができるみたいです。生物の本能といったところでしょうか。
刈屋梨は、刈屋という限られた地区でしか作ることのできないので、数量が限られています。ネット販売もしておりますが、リピーターも多いため、すぐに売り切れてしまいます。確実に食べたいという方は秋、刈屋に足を運んでみるのはいかがでしょうか。梨の世界観が変わると、私は思っております。