I・N設計スタジオ
美術館巡りの最後は直島新美術館。
昨年完成したこれも安藤忠雄氏の建築作品。
駐車場から美術館までは長い階段がそびえていた。
美術館を4つも廻った足腰には少々堪える階段だ。
アプローチスロープの塀には、安藤氏としては珍しく小石積?としている。
外壁にも一部黒の漆喰塗。これも彼としては珍しい。
直島本村集落の原風景に合わせ、焼杉をモチーフにした黒漆喰と小石積を採用したらしい。
しかしながら、建築全体としては外観も内観も彼の真骨頂であるコンクリート打ち放し。
大学生の頃、我々世代の建築学生、建築関係者はこのコンクリート打ち放しにあこがれたのである。
エントランスから下階に下りる階段が印象的なのだが、階段の先に何があるのかミステリアスな雰囲気。
恐る恐る階段を降り最下階に辿り着く。
バックヤードだったらどうしよう…とドアを開けると、そこにも展示スペースが広がっていた。
安堵…苦笑。
この美術館にも正式な順路は無いようだ。
直島新美術館を後にし、宮浦港のフェリー乗り場へ。
ここで見なければ、直島から帰れないものがある。
草間彌生氏の直島かぼちゃである。
フェリー乗り場の待合所も、それほど高価ではない材料でシャープにできていた。
私好みのデザイン。設計はSANAA。
フェリーまでの待ち時間、直島かぼちゃと待合所を堪能して、倉敷に帰還するのであった。
~終わり~
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